■細胞間脂質
角層の細胞と細胞の間を埋めている、美肌のカギとされる存在。主成分はセラミドで、水になじみやすい親水性の部分と油になじみやすい親油性の部分が層をつくって、液晶構造(ラメラ構造)になっています。
★働き
1.水分を保持する
層状の間に水分を抱え込み、角層のうるおいを保っています。
2.刺激をやわらげる
細胞間脂質が角質細胞をしっかり包み込み、外からの刺激をやわらげます。
3.バリア機能
角層はバリア機能として重要な働きをしていますが、角層の中でも細胞の間に存在する細胞間脂質が、バリア機能の本質であるといわれています。
液晶構造(ラメラ構造)って何?
脂質と水分がサンドイッチのように結びついて層になっている構造です。