外敵をガードする「表皮」。
ハリは「真皮」で生まれる。
皮膚の一番外側の表皮は、角層(かくそう)、顆粒層(かりゅうそう)、有棘層(ゆうきょくそう)、基底層(きていそう)の4層から構成されています。角層でおおわれた表皮は、体内の水分の蒸発を防いだり、細菌や日光などの侵入を防いでいます。
その下の真皮は、水分を多く含み、血管・汗腺・脂腺やさまざまな神経など重要な器官が収められています。真皮ではコラーゲンやエラスチンなどの繊維によって皮膚のハリと弾力を与えています。
※手のひら、足底には角層と顆粒層の間に淡明層(透明層)が存在するため5層です。
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真皮と筋肉、骨との間にあるのが皮下組織。多くの脂肪からなる皮下組織では体温を維持したり、外界からの衝撃を和らげたりします。肥満の原因として嫌われがちな脂肪ですが、女性らしい丸みを帯びたボディラインは皮下脂肪のおかげです。 |